リプレイ機能を有効に使おう

ご無沙汰しておりました。

 

新バージョンが発表され細かい所の機能追加などになりますが全体的に

ユーザー側にメーカー側が寄り添ってくれているような変更となっていたように思います。直近では8の情報も少しずつ出てきて色々な意見を見る事でまだしばらく続きそうな鉄拳7をユーザーの熱で押し上げていってくれそうな気配を感じています。

 

という事で配信中に質問をいただいた内容についてちょっと深堀りしてみようかなと思います。

 

 

 

リプレイ保存機能に加えて自身の入力データ、硬直表示やおすすめ確定反撃やコンボなんかも表示してくれる機能が家庭用鉄拳7には付いています。非常に有能で基本的には良い事しかないのですが競技者視点でこれをより有効に活用する方法を考えてみましょう。

 

 

1,硬直表示をONにして硬直時間を理解する

 

多くの人が感覚的に自キャラがどのタイミングでヒット、ガード硬直が切れるのかを判断しているかと思いますがリプレイ機能を使えばこれが視覚的に見えてきます。

 

例としては地味に難しい技術となる

 

最速BD

 

見える化されます。技によってガード硬直も違いますし、わかりやすい所ではガンリュウのLP1発止めは通常のキャラのLP1発止めとフレームが違うため普段の感覚でBDを入れるとその場で動かなくなってしまいます。多分、膝さんやアッシュのリプレイを見るとほとんど入力で何もしていない時間が無いのかなと思ったりもしますがどうせ見るならここに着目してみましょう。

 

相手が技を空振りした時にどれくらい硬直しているかも確認できますし、プラクティス以上にこの機能はリプレイ機能で役に立つと思います。

 

2,技の当たり方を確認する

 

スカ確、2択、フレーム以外に技が当たる瞬間をゆっくりと見る事ができます。また最初の3すくみ項目に関してもしっかりその要素で当たっているかどうかの確認も可能です。

 

地味なようで非常に攻防で大切な要素だと思います。

置きアッパーに当たった時にどういった当たり方をしているか、ステップインガードが間に合っていないケースやダッシュジャブなどど重なるように当たるケースもあります。前者が確認できれば意識を高める必要がありますし、後者が確認できるようであればそれが起こった距離や相手キャラを確認する事で大きな知識となります。

 

他にも

 

横移動している相手に技が当たった

 

 

そもそも打っている技が移動している側の横移動に強い技だった

不利フレームが大きいタイミングでその動作をして避けきれなかった

横移動とセットで技を打っていてカウンターヒットしていた

 

ざっくり書いてこれだけの要素が出てきます。

 

 

3,カウンターヒットで潰されている技を見極める

 

速い展開で実戦では完全にこの部分を確認する事ができません。ただリプレイデータとコマンド入力履歴があればこの点に対応する事が可能です。相手がどのような行動をしようとしていたかを確認する事は読み合いを進める上で非常に貴重な情報となってきます。

 

 

応用編

 

配信などで自身の動画がyoutubeなどに保存されていれば低速再生機能を使うことでもこういった部分をさらに見やすくすることが可能です。簡単な操作で要所の確認が可能なので地味にこの作業は良い勉強になります

 

 

目標点

 

ここまでを踏まえて項目の2と3を可能な限り実戦での対戦中に認識できるようにすることが対戦では大切です。リプレイでの確認は知識の積み重ね、実際の対戦ではそれを見る間もなく試合が続いていきます。フレーム、2択だけでは完結しない複雑なゲーム性をより深く理解するためにリプレイで練習をして実戦で活かすのが理想かなと思います。

 

 

 

将来的にリプレイデータの状況再現機能などがあればコンボ選択のパーツを最適化したり、回避行動をわかりやすく操作して知る事ができるのでいつかこの機能が実装されることも祈っております。

 

 

 

こんな感じで久しぶりの投稿でした、しばらくまた週末に鉄拳イベントが目白押しですので皆様盛り上がっていきましょう。