競技シーンにおける格闘ゲームの新規勢について考える

今回は鉄拳に限らず表題のような内容で記事を書いてみようかと思います。

私自身の考え方を書くだけの記事になっておりますのでご了承いただければと思いますし、感想などありましたら是非ご意見等をいただけますと幸いです。

 

格闘ゲーム全般は歴史も長く現状多くのゲームでのTOP層はゲーム自体のキャリアがある程度ある人である割合がかなり多くなっています。

 

経験などが強さに繋がる要素もあるのですが他にも要因があるのかなと個人的には思っていますのでそれについて書いてみようかと思います。

 

かつての格闘ゲーム

 

ストリートファイターⅡがゲームセンターやスーパーファミコンで大人気となりゲームをする多くの人たちが格闘ゲームに触れる機会があり私も小学校の友人達と定期的に家庭用のストリートファイターⅡを遊んでいました。

 

当時は皆が同じラインからのスタートで波動拳はともかく昇竜拳は誰にでも出せるものでは無かったですし一回転コマンドのスクリューパールドライバーなんか基本的には出せない技といった認識でした。人気に後押しされて当時多く販売されていたゲーム情報誌においてもストリートファイターⅡの情報が掲載されるようになり、それを追うように他のメーカーも格闘ゲームを多く発売するようになっていったように記憶しています。ドラゴンボールを題材にした超武道伝なんかも格闘ゲーム要素満載でしたね。

 

さてそんな時代、流行ったゲームではありますがやはり全員が同じような勝率になるような事は無くクラスの中でも強い人、弱い人は分かれていきました。

 

そこで努力する人もいましたしあまりこのジャンルのゲームをやらなくなる人もいたように思います。まあこれは他のゲーム、ウイニングイレブンなどでも同じ印象でしたね。

 

私のアラフォー世代ではまだ子供一人でゲームセンターに対戦をしにいくような文化も無く本格的に対戦格闘ゲームを誰かに勝てるようにするためにプレイしたのは中学生の頃だったと記憶しております。KOFが流行してきて情報を集めたらゲーメストネオジオフリークといった格闘ゲーム攻略雑誌に出会えた事でゲームへの取組がまた変わっていきます。

 

昔話はキリがないのでこのあたりにしましょうw

 

 

そんな流れで攻略雑誌を読んでコンボを学び、対戦で勝つための行動の中身を知っていく事で今まで以上にゲームをやる人の中でも実力差は開いていきます。

 

ただこの流れは格闘ゲーム視点で見ていますが普通のスポーツでも近いものがあると思っています。クラスの中で足が速く運動神経の良い人はより良い環境で先生に教えてもらったり部活をしながらその能力を更に伸ばしていきます。努力である程度は追いつける部分はありますがやはり人間ですので個人差はあります。

 

部活で地区大会、全国大会と段階を踏んで競技をしていくスポーツマン達がいる中でゲーマー達はゲームセンターで日々の練習をして大会に出てみたり知らない地域に行ってみる事で強い人と出会い切磋琢磨していくわけです。

 

 

 

そんな背景がある中で多くの人がゲームを始める敷居はそれほど高くない現状ですが、やはり得手不得手はあります。格闘ゲームのシーンに若い世代が出てくるにはまた新しい環境で自分の才能に気づいて楽しんで頑張る人や努力をし続けなければいけません。

基本プレイ無料のFPS系のゲームに若い世代が増えていくのはこの敷居が一段階低いのも多少影響しているのかなとも思います。両方のゲームに触れて自分に向いているゲームはどちらなのかを比較する事までしている人って本当に少ないと思うんですよね。

 

我々世代でもまだ格闘ゲームを楽しんでいる人は多くいますし、楽しみ方は人それぞれで競技シーンの上を目指す人や仲間と遊ぶためのツールのような感じで楽しんでいる人も様々です。

 

同じように私たち世代でまだ野球やサッカーを草野球や地方のチームに所属して頑張っている人もいますがそれと似ているのかなと思いますし、それを大人になっても続ける人の多くは少なくともクラスや学校の中では上位の能力だった人なのかなともイメージしています。

 

 

こんな視点で考えるとやはり新規で若い世代が格闘ゲームの最前線に来るのは現状一番難しいのかなと思っています。ただ情報共有がネットコミュニティなどで活発になったり、現状のTOP層の人たちからも多くのプレイヤーと交流をしているのでこれからまた景色が変わってくるのかなと何となく思っています。

 

 

と私は考えていますが皆様はいかがでしょうか?

 

まとめとしては

 

eスポーツはやはり競技なのでスポーツに近い要素を多く持っている

 

という一言です。

 

もっと業界が発展していって欲しいと願い自身も色々頑張ろうという記事でございました。次回は鉄拳の内容について書くいつもの流れに戻ると思いますw