大変ご無沙汰しておりました。
鉄拳をやっているかと言えばやっていない管理人ですので滞る要素もありつつ、
末期のゲームでトピックを探し続けている現状もございました。
という感じでタイトルに基づいた記事を書いてみようかと思います。
ストリートファイター6のランクマッチが活発に格闘ゲーム界では行われているようで私もMRポイントというものの海に漕ぎ出して楽しんでおります。日増しにポイント帯にいる方々の全体平均も推移しているように思いますが私の戦闘力は1700くらいでございます。
鉄拳に例えるのはなかなか難しいのですが共通項として様々な知識やテクニックが上位になるためには必要な点については変わらないかと思いますし、どちらのゲームでも課題を見つけ取り組んでいく事が格闘ゲームが強くなるために必要な事なのかなと思います。
ということでここは鉄拳についてのブログですので
基礎
という言葉がふさわしいかどうかはわかりませんが強くなるために必要なトピックスを列挙してそこに必要な要素についていくつか書き出してみようかと思います。
例
最適なコンボ選択が出来ているかどうか
これに関してはTOP層でもなかなか難しい設問なのですが嚙み砕いてみるとすこしずつ課題が明らかになってきます。
自キャラの最大ダメージコンボは理解しているか
高難易度高ダメージコンボがある場合にそれをどれくらいの確率で成功させられるか
壁位置を把握したコンボ選択ができているか
ギミックがある場合はそれを最適に利用できているか
壁付近では壁やられ技やWB技をコンボに選択できているか
アドリブパーツで使う繋ぎの高い威力にしやすいコンボパーツを把握しているか
こんな感じでしょうか。壁無しだとコンボ選択は軸くらいしか考える事が無いケースも多いですが基本的に壁のあるステージでの試合の多い鉄拳では簡単なようで難しいコンボ選択が満載です。LPで刻むのではなくそこをRPにする工夫一つなども上級者の試合では垣間見えるマニアックで技術介入の高い要素です。
防御面
相手の行動への最大リターンについて考えられているか
相手の派生、連携技などについて理解できているか
確定反撃は理解した上で高い精度でそれを実践できているか
投げについてどういった対策をとっているか
対戦キャラに合わせてBDや横移動の選択肢を使い分けているか
暴れは効率的に高い精度で成功しているか
相手の当てたい技を局面局面で考えられているか
ガードと下段捌きを使い分けられているか
防御面は非常に多くこれでも一部になると思います。
基礎的な要素の大きいトピックとしては
投げについてどういった対策を取っているか
という部分に着目してみましょう。この書き方をしていますので投げについては見てからしっかり抜けていきましょうというのを回答としていません。上段攻撃なのでしゃがみを狙ったり、Jステをぶつけるようにしたり、投げ間合い外を目指したり色々な対策があります。このゲームの投げ抜けは基本的には成功しても仕切り直しなので抜けだけをしていると仕掛けた側の期待値のみが積まれていきます。
マニアックな部分としては最後の
ガードと下段捌きを使い分けられているか
の部分でしょうか。以前の記事にも書きましたが下段捌きは非常に強力な防御方法にもなりますがデメリットも存在します。狙い続けていれば常に近い距離での戦いとなってしまい逆に非効率となってしまうようなケースもあります。
攻撃展開面
最速で連携を組んだ際の狙いがはっきりしているか
逆に遅らせ行動でのリターン部分を理解しているか
効率の良い選択肢が取れているか
壁位置を把握して攻められているか
体力状況を理解して技を選択できているか
リーサル状況を把握できているか
相手の行動の傾向を掴んだ上で攻めを構成できているか
攻めについても防御面と似ている部分もありますが簡単なようで攻め崩すのは非常に困難なゲームです。完全なN択での攻めが難しいゲームですので効率の良い選択肢も非常に難しいです、
有利フレームからの展開で手癖で次の技を最速で打つのは最適解になりにくく上級者ほどそこに対して最適な防御方法を選択してきます。
簡単にまとめてもこんな量が出てくるくらい多くの要素が格闘ゲームには組み込まれています。鉄拳7も末期ではありますがどのシリーズも完成するまでやり遂げる事は不可能だったように思いますし他の格闘ゲームについても同じだと思います。
何故勝てないのかの答えはこういった事象のどこかにウイークポイントがある事がほとんどです。強くなりたい、段位を上げたいという時には項目毎にチェックポイントを確認して取り組むことで確実に強くなると思いますしそれが基礎力なんじゃないのかなと思っています。
久しぶりの記事ですがこんな感じでまとめてみました。
実際には個別で細かくチェックしないと上手くはいかないと思いますが強くなるための要素としては個別チェックはオススメかなと思います。