キャラクターの特長を今一度まとめてみようの回

という事で今回は全体のまとめのような記事にしてみます。

観戦時、自分で使う時にこのキャラはこんなキャラという感じで認識できるようなものにできればと思います。主観で短めに書きますのでご了承をいただければと思います。



アリサ


機動力が高め、崩し能力はそこまで高くないので技の押し引きの駆け引きが得意な人に向いているキャラクター。崩しにくい性能ではあるがRKなどは要所で高リターンを狙えてファジー系の防御も難しいので海外大会では活躍も見られる。




アンナ


2択力に優れたキャラクター、細かい崩しはそこまで強くないのでアリサとはベクトルが違う強さだがこのキャラも押引きバランスが重要。ジャスト入力のコールドブレードが横に強い事に加え構え派生の追加により受け手側が守り切ることが難しくなったので最近は大会での活躍も見られる。



アーマーキング


強力な投げ、リーチに優れた攻撃で戦うキャラクター。難易度は高めだが苦手キャラが比較的少ない万能キャラクター。鉄拳力が高い人が使うと比例して強さが出るイメージ。暴れ技、切り替えし能力が少し低め。



飛鳥


竜車蹴りや各種当て身、捌きが強力なキャラクター。回避性能を持った技で防御しつつ攻める事が可能だが自身の崩し能力はそこまで高くない。逆択能力に長けたプレイヤーも強いが守り重視でも戦えるので使い手の個性で色々な選択肢が取れるキャラクター。



ボブ


アーマーキングと近い性能を持っている中距離が得意なキャラクター。崩せる技を持ちつつ近距離で細かい択を続ける事も可能なキャラクター。切り返し技が弱めなのもアマキンに似ているが壁攻めがかなり強いので観戦時はそこにも注目したい。



ブライアン


リーチに優れ中距離戦に優れるが近距離の攻めも継続力が高く技の選択のみで相手の行動を抑制する事も可能。壁際での崩し能力が高く難易度は高いが挑発を使ったガード崩し能力は技術的に難しいが恩恵も大きい。切り返し技が強いキャラとの対戦が少し苦戦するイメージ。



クラウディオ


下段技が少し弱めな代わりに強力な上段、中段技を持つキャラで中下段の2択より上段を意識させて中段を当てるような攻防が強いキャラ。ヒット、カウンター確認系の技術が戦力UPに繋がりやすく攻めるのが好きな人に向いているキャラクター。逆転能力がかなり低め。



デビル仁


コマンドテクニックが強さに比例するキャラクター。難易度は高いが風神健をはじめとした各種風神ステップからの攻めと細かい削りに優秀な技を使い分けて戦うのが強い。受け手側のスキルもそのまま勝率に直結しやすいので見ごたえのある試合になりやすい。2択力も高いのに加えて逆択技も持っているので逆転力も高い。



ドラグノフ


アサルトとシャプナーなど2択をメインにした攻めと実は高めの機動力でスカ確などを狙っていくキャラクター。技の派生の意識、攻めるフリをして守ったりその逆の択を仕掛け続けて戦うのが強力。主力下段のシャープナーへの確定反撃能力がキャラ相性に直結しやすい。



エディ


高いBD性能を活かした守備と逆立ちや座り構えでの幻惑した攻撃で戦うキャラクター。横移動性能が低めなのでそれを盾にした攻めをされたり。座り構えを潰しやすいキャラクターとの対戦で苦労する事もあるがリーチが短めのキャラや構え技を潰しにくいキャラには有利に戦える。



エリザ


ダークキャノンをはじめとした近距離戦での継続した攻めを狙っていく攻めに特化したキャラクター。壁際でのゲージを使った崩し能力はTOPクラスの強さで2Dキャラクター特有の無敵技なども持つ異質なキャラクター。壁無しステージ時の火力が少し不足しがちなのが弱点。



ファーカムラム


機動力がかなり低く切り返し技も弱めなので派生を意識させた攻めを狙っていきたいキャラクター。空中コンボ火力は高めで技単価も高めで壁攻めも強い。最新バージョンで主力技の弱体化が大きくあったが本質は大きく変わらない、しゃがみステータス技にも乏しいのでスティーブや三島戦が鬼門。



フェン


多くの調整を受けたがいまだにハイスタンダードキャラ。コンボ始動が可能な下段は上級層では見切られやすいが細かい技が優秀で中距離も多くの優秀な技であまり苦手キャラがいない印象。使い手によって技の打ち方にかなり個性が出る。



ガンリュウ


火力特化型キャラだが守備面はかなり弱めの職人系キャラ。このゲームにしては珍しく苦手キャラが明確に何キャラか存在する性能で小回りの利く技が無いのとしゃがみステータスの弱さが弱点。逆に言えばそこが強くないキャラに優位に戦いやすく、ファジーなどで守れない強力な択が可能なキャラ。



ギース


ゲージ使用時の高火力に目が行きがちだが真の強さは横移動の性能の高さ。加えてジャンプ攻撃も通常の鉄拳キャラのジャンプよりかなり速く飛べるので相手としてはかなり攻めにくい。とはいえギース側も自身での崩し能力はそこまで高くないので使い手の小技の打ち方と要所のコンボ精度が勝敗に直結する。細かい削り能力に関してはTOPクラス。



ギガース


大型キャラで火力もあるのだが実際には細かい技の攻防を繰り返しながら要所で太い択にいくようなキャラ。とはいえ防御手段はそこまで強くないので的確な技の選択が要求される中身としては繊細なキャラ。とはいえゴリアテ2択というほぼ人類が見切る事がほぼ不可能な攻めや通ったら大ダメージのWP投げも強力なので実際には速い試合展開になりがち。



豪鬼


ゲージを使った火力とリスクの少ない下段攻撃からの崩しが強力なキャラで特に後者は鉄拳というゲームでは異質な性能なのでオンリーワンの強みとなる。ゲージが無いと火力があまり出ないのと横移動性能もそこまで高くない弱点もあるが強みがそれをはるかに凌駕している。コンボ難易度はかなり高めでストリートファイター5などと比較しても明らかに鉄拳の方がシビアな入力を要求されるので使い手の努力は必要となる。



平八


クラウディオと同じように強力な上段攻撃と中段攻撃をメインに戦うキャラ。確定反撃能力、リーチといった弱点がアプデでかなり改善されたが崩し部分で安定しない要素がどうしてもあるので大会シーンでは他の三島家キャラクターの方を多く見ることになる。風神拳の打ち方で試合展開も大きく変わる技術介入度がかなり高めのキャラ。



ファラン


ローハイからの攻めが完全対応は不可能なので近距離の崩しも強力で中距離からも強力なスカ確と青ライでプレッシャーを与えられる攻めが強めのキャラ。ある程度のリスクを背負った択が無いとジリ貧となるので弱点はその部分だが受け手側の難易度も非常に高い。上級層でも対応に苦戦する事があるので初心者、中級者の大きな壁となる。



ジャック7


シンプルな2択がメインとなるキャラクター。理論値は低めになるが実戦では攻防バランスがブレにくい事もあり強豪プレイヤーが使うことで大会での活躍も多く見られる。読み合い回数がかなり多くなるがそこが得意なプレイヤーが使うと性能以上の強さを発揮する。




技術介入度は高いが全体的に高水準な技を持つキャラ。あまり苦手キャラもいないので万能ではあるのだが尖った強さも無く短期決戦での安定した勝利に関しては少し難しい印象がある。受け流しを始めコンボなども努力が成果に繋がりやすい。



ジョシー


多彩な派生と要所での太い選択肢を使い分けるのが強い。リーチに若干の不安があるのと、選択肢のリスクはそれなりにあるので職人系のキャラであるとも言える。立ち途中13フレで痛い確定反撃が入るので一部のキャラには有利に戦える。



ジュリア


度重なる弱体化を受けているがまだまだ強い。強力無比な縦押しの攻めと運び能力、見切るのが難しい2択攻撃など攻めに特化した性能。コンボが少し難しく、立ち回りも鉄拳キャラに良くある左アッパーや生ローが無いので使いこなすにはメインに据えての鍛錬が必要となるキャラ。



カタリーナ


アプデで崩し要素が強化され完全対応の難しいハリアー構えからの択や優秀な左アッパーやハイキックなども持つ多彩なキャラ。フレームで継続して攻めるタイプでは無いので守備的な相手に大きな体力リードを逆転するのは難しいがカウンター時に大きなリターンを狙いやすいのでそういった攻防が得意な人に向いている。



一美


高機動力と堅実な細かい攻めを活かしてデフェンシブに立ち回るのが得意なキャラクター。まとまったダメージを能動的に奪うのは難しいのとコンボ火力が低めなのが弱点。守備的な戦い方を突き詰めたい人にオススメかもしれない。



カズヤ


風神ステップから出る強力な技に加えてゲーム中屈指の確定反撃能力も持っている。理論値では最強キャラと位置付ける人も多いが難易度も非常に高い。立ち回りで3RPを打つ必要がどこかであったり、強気な2択のセンスも求められるのでこれまた職人系キャラ。



キング


強力な投げ技とリーチに優れた打撃で戦うキャラクター。打撃も優秀なのだがそれだけでは限界があるのでどこかで投げに行くスキルも求められる。機動力の高いキャラとの対戦では投げ間合いに入る事が難しく苦戦を強いられることもあるが基本的には万能に多くのキャラと戦える。



熊、パンダ


パワーキャラかと思いきや実際には小技での近距離戦と腰が引けている体格とリーチを使った守備的な強さを活かすのが強い戦い方となる。横移動やBD性能はそこまで高くないが強力なパワークラッシュ、10フレカウンターでのコンボ始動、要所での横移動WPによる回避しつつの攻撃などが出来る。限定コンボが昔ほど大ダメージにならないので組み合わせ次第では逆に相手側の方がストレスを感じる事も少なくない。



クニミツ


弱体化もあったがまだまだ強力な技が多く万能に戦える高水準キャラ。若干リーチに不安はあるが刹那駆けによる展開ができたり強い技が前進力が強いので距離戦もそこまで苦労はしない。崩し下段も強力で露払いはヒットから攻めがループするので逆転力も高く壁の有無を問わず強さを活かせるキャラクター。負ける時は一気に押し切られて負けるパターンになりがちなのと割り切った要所での選択肢が必要なのが数少ない弱点。



ラース


運び能力がTOPクラスで壁関連の攻めも強力、小技も優秀と強そうな要素が揃っているのだが大きなリスクを背負った下段からの展開が強いられるケースが多く守備面にも不安がある。キャラ相性には左右されにくいが強みに壁の活用能力がどうしても出てくるので無限ステージでの高機動力キャラとの対戦は少し苦手そうなイメージ。



ロウ


高水準な技を持ち近距離~中距離で常に強い技を打つ事が可能。RDの性能が多少の強化はあったがまだまだ弱い部類なので土壇場の削り合いや逆転力には不安がある。動かす難易度も実はかなり高めでシンプルなようで非常に繊細なキャラ。



リー


理論値が非常に高いがその分使う難易度も高いキャラ。ジャスト入力系の技だけでなく間合い管理でも元々のリーチは短めなのでキャラ固有の知識や経験が必要でコンボパーツも多彩で壁有りステージでは多くのバリエーションを見る事が出来る。下段攻撃の多くが13フレーム以上の硬直なので若干のキャラ相性が出てくる。



レイ


多くの構えと技を持つが基本はシンプルなキャラクター。非常に強力な9LKでの守りと多くのキャラに期待値で勝てる66LKに関してはゲーム中屈指の性能。基本技性能はそこまで高くないのでTOP層の大会では大味な選択肢を強いられることもあり見る機会は少ないが長期戦などではまだまだ戦えるキャラ。



レオ


大きな性能強化によって最新バージョンでは大海で見る機会も増えた。中距離戦での圧力が3RPの強化により大幅に上がったのでその他の優秀な小技なども相対的強化を受けている。リーチはまだ若干短めなキャラなので高機動力キャラとの対戦では若干苦労をすることもある。



リロイ


昔の面影は無いがまだ近距離での逆択の強さと火力は健在。1RKへの確定反撃相性がそのままキャラ相性となりやすくリーチも短めなのでかなり厳しい状況にはなったが逆に言えばそこで苦戦しない相手にはまだある程度戦える。リロイを使うなら・・で良いという感じなのか大会シーンではほぼ見なくなりましたね・・



リディア


1LKクリーンヒットの間合いがかなり狭くなったことで崩すのが難しいキャラとなった。横移動性能は高く、回転の速い近距離戦などは健在だがコンボの運び能力と威力が現状ではかなり低めのキャラとなっている。強みの活きる組み合わせではまだ活躍できるが力負けする事も増えてきているのか大会ではほぼ見なくなった。



リリ


多くの強化をもらったが崩し能力は高いとは言えないので高性能なワンツーや横移動で相手の動きを引き出してスカやカウンターを狙うのがダメージソース。2LPRPからの崩しも継続力は無いので攻め続けるよりも要所で上手く暴れなどで切り返す能力も要求されるキャラ。



クロエ


コンボ火力に優れるがリーチは短めで各行動もリスクが多いので逆択と技の組み立てセンスで相手を崩していくキャラ。12フレ確定のダメージや壁コン関連の火力はかなり高性能なので殴り合いには結構強い、割り切った行動が得意なプレイヤーが使うと強力。



マードック


BDの距離が長めではあるが防御面はそこまで強くない。ただそれを凌駕する攻撃力を持ち合わせている。攻めの継続性も高くクラウチングからの2択はファジー不可でループ性もあり一瞬で試合が決着する事は少なくない。しっかり自分の攻めのターンを見極めて戦うスキルが要求される大味なようで繊細なキャラ。



マスターレイヴン


独特の姿勢とステップ、カウンター狙い技が優秀な事もありコンボ火力に目が行きがちだが防御力も結構高いキャラ。逆に崩すためには割り切った選択肢が必要だったりするので使いこなすのは知識+センスが必要。レイヴン側が対策の上手い相手にどう対応するかが大会などでの見どころになる。



ミゲル


高性能な横移動と細かい崩しに秀でたキャラ。確定反撃能力がそこまで高く無く、能津的に大ダメージを狙えるような2択はそこまで強くないので守備力と当て感が高いプレイヤーが使うと性能以上の強さを発揮する。一部キャラに相性が良いのでそこを活かしたピックを見る事がある。



ニーガン


Jステ、しゃがステ技がほぼ無いのに加えてパワークラッシュも尖った性能なので守備面で左手の器用さと知識を要求されるキャラ。攻め方は非常にシンプルなので使いやすい側面もあるが比較的上級者向けキャラとなると思う。相性の悪いキャラがいるが全体的に五分以上で戦えるキャラが多い。



ニーナ


近距離戦での各種高性能技を持つ非常にシンプルなキャラだがリーチが短めなので結果的に職人キャラのような立ち位置になる。コンボバリエーションが多く難しいコンボは火力もかなり高めなのでプレイヤーの努力で伸ばせる良キャラ。ジリ貧になりやすいのでそこを挽回する能力が求められる。



ノクティス


強力な中距離戦、しゃがみからも出せる高性能なカウンター狙い技に加えて壁際でも強力な択が可能なキャラ。防御面ではステータス技が脆弱なので使い手の技術介入度は高め。66WPが強力なのだがガードで密着マイナス9フレームを背負ってしまうのでその状況への択が優秀なキャラとの戦いが若干苦労するイメージ。



ポール


シンプルな崩し、スカが強力なキャラクター。12フレ発生、カウンターリターンの大きい214RKという強力なホーミング技を持ち相手を抑制する強さに長けているが崩し要素としては2RKのクリーンヒットが無いと少しリターン不足になりがちなので豪快なようで繊細なキャラ。段位帯によってかなり違う印象が出るキャラ。



シャヒーン


リーチもそれなりに長くシンプルな技構成で攻めを展開できるキャラクター。崩し能力がスラステに依存する部分もあるので若干安定性に乏しく強みもそこまで際立ったものが無いのでハイスタンダードではあるが大会シーンで見る事は減ってきている。要所での当て感と押引きバランスが強さを引き出す要素となる。



ティー


強力な上段攻撃と緩急で戦うのが強みのキャラクター。2択での崩しは壁際以外はそこまで強くないが常に細かい択を仕掛ける事が可能で手数を増やしつつスカ確やカウンターを狙っていくのが強い。横移動への対策が以前ほど簡単では無いので技構成の工夫と緩急が今まで以上に求められるようになった。コンボ難易度が結構高めなので初心者向けとは言えないがやりがいのあるキャラクター。



シャオユウ


2択出の崩し能力は高くないが様々な回避性能を持った構えや技と手数で相手を幻惑して崩していくキャラクター。使用者の個性がかなり出る性能で要所でのハイリターン行動をしっかり相手の行動を見極めて狙っていく事が求められる。リーチも短めで構え関連を除くと防御面もそこまでは強くないので知識と経験、やりこみで試合展開を構築する職人キャラクター。



吉光


華輪と吉光ブレードという最強クラスの逆択、回避性能を持った技を持っている忍者キャラクター。自身での崩し能力はそこまで高くないので直接の択で崩すよりは相手に手を出させての読み合いを狙っていくのが強いキャラクター。シャオユウもそうだが使い手の個性がかなり出てくるキャラとなっている。



ザフィーナ


TOPクラスのBD性能を持っている機動力特化キャラ。コンボ能力や崩し能力はそこまで高くないのだが小技はかなり優秀で手数を増やし相手に技を出させてそこを刈るスタイルが強い。構えからの攻めも要所では完全回避が困難なので攻めの展開に組み込んでより手数を増やしていく戦い方も可能。



なるべくコンパクトに印象だけで書いている部分もあるんですがまとめてみました。




次回は大会での見どころをシンプルにまとめてみようかと頭で思い描いていますがどうなることやら、ではでは