キングを使っての攻防を考える 主力技攻防編1

熱があるうちに書いていきましょう。

 

今回はまず受け手側の視点でキングの攻めにどう対応するかを考えてみます、この視点はどのキャラを使う時でも大事です。なかなかここまで考えが回らないけど理想で言えば全キャラこの考察はしたいところ。

 

 

ざっくり考えるキング対策

 

 

当たってはいけない技が明確なのでしっかりそこを意識する

 

 

投げへの対応を持ちキャラの性能込みで考える

 

 

スカ狙いすべき技をある程度絞る

 

 

相手が嫌がる行動をしっかり理解する

 

 

こんな感じでしょうか、今回の趣旨はキング視点での記事なので対策を書きつつキング側の対の選択肢についても触れていきます。

 

 

当たってはいけない技

 

4LPカウンター

 

キング版クイックフック、スカ硬直はそれなりにあるがリーチに優れカウンターヒット時のリターンが大きい。キング側が暴れ潰しとしてこの技を選択するのは強力な投げの存在もあるのであまり多く無い。主に置きでのカウンター狙いの打たれ方が多いので中距離〜近距離で相手が打ってくるスタイルなのかを見極めつつケアする、横移動やスカ確定でリスクを負わせる事は可能なので打ってくる相手にはそれらを狙っていく。

 

キング側

 

相手側がスプフクのケアをすると中距離から打ってくる技がジャブなどの軽いものになりがちでリターンの大きい突進技などを選択しにくくなる。

 

キング側もそこまで置き技は強く無いのでシンプルに触りにいくターンとしたい状況となる。難易度は高いが理想はステップからのガード崩しでローリスクミドルリターンを狙っていく、シンプルに行くならダッシュから6LKなどがオススメ。

 

上記行動で読み合いの下地を作り本命の投げを狙っていこう。

 

 

 

続けて当たってはいけない技

 

各種浮かせ技、しゃがみ3RP、9RKなど

 

以下ボディスマ、ライニーと表記します。

 

 

基本的に中段の浮かせ技なので立っていれば当たらない、とはいえボディスマのリーチはかなり長く置き気味に中距離から狙われると想定外の被弾をしてしまうケースもある。置き技も他のキャラならスカっても大きなリスクは無いがキングはこの技が優秀なので中距離しゃがみ待ちの行動が強く置き技が甘くなるとこれでスカを取られてしまう事もある。完全な回避は難しいがスカボディスマを当てられないように意識は必要、ここに関しては相手が狙ってのスカで打った時は勿論だが置き気味に打ってきたものが結果としてスカ確になった場合もしっかり反省しないと被弾が増えてしまうので注意。

 

ライニーに関しては多くのキャラが持つ強い技。投げを嫌がった際の中段択や下段に噛み合う形の被弾はある程度仕方が無いが期待値重視で打たれるものの被弾はなるべく抑えたい、有利フレームを取った際に右横移動を選択肢に入れると相手の暴れスプフクやライニーを回避しつつ上手くいけば浮かせる事も可能なので有利時に打撃で攻めすぎない方が効率的だったりする。こういった横移動をする際にはいずれの場合でも相手が何か空振りしたら浮かす、と意識しておくと精度が上がりやすい。

 

 

キング側の視点

 

中距離でスカボディスマが入れられるとかなり世界が広がる、相手の浮かせ技が届かない間合いでしゃがむ行動なのでリスクはそこまで高くない上にリターンが大きく習得したい技術の一つ。

 

ライニーに関してはなるべく空振りしないように打ちたい技、攻めて打つ時は勇気を出してしっかり前ダッシュから打つ事で横移動のケアも若干だができたりする。ガードさせられれば確定反撃をもらったとしても必要経費と考えつつこれをガードしている相手は投げが通る状態になっていると理解するのが大事。

 

 

 

3RP

 

カウンター確認をして追撃を出す事が可能で発生も早くかなり優秀な技の一つ。リーチは短めなのだが主にフレームでの暴れ潰しで最高レベルの性能のため選択されやすい、置き気味に打つのも強いが多めに打つ相手なら空振り狙いでBDを意識して立ち回ろう。横でかわすなら若干左に避けやすいが相手がプラスフレームから打つと避けるのは困難なのでやはり下がるのが良い、開幕で打つ人が多いのでそこを左横狙いとかは実戦で狙えたりする。

 

1発止めから投げでの攻めなどもしっかり下がると無効化できる、2発目派生をしゃがむ事より下がって相手のターンを終わらせる意識でいきたい。

 

 

キング側の視点

 

絶妙な性能で強いは強いのだが最強クラスまではいかない性能、ただしっかりこの技を攻防に組み込む事で安定した立ち回りに繋がっていく。

 

近距離でのプラスフレームで暴れ潰しに使う選択肢としては最高レベルの性能なのでこの技の使い方で個人のスタイルが見えてくる要素でもある。近距離有利時に投げに加えてこの技と6LKをしっかり打つ事を意識したい。

 

使う際にプラスフレームからしっかり打てていればよりカウンターヒット確認の精度が上がる、鉄拳は基本的に相手側の動き確認でのカウンターヒット確認を行うのでしっかり見定めよう。この技術は他の部分に生きてくるので練習する価値が高いです。

 

 

スカ狙いもこの辺りの内容がベースになりますが加えて中距離から打たれるガード崩しも打たれる側はしっかりスカを取りたい技となると思います、キング側はスカらないようにしっかり触っていきたいですね。

 

おまけくらいの補足になりますがキングのRDは起き攻めの選択肢として最強レベルで強く普段は受け身を取る取らないの読み合いを多くすべきなのですがレイジ状態のキングには必ず寝っぱ選択をしないようにしたいですね。

 

 

以上を踏まえ次は

 

 

当たりたく無いけど強力な択として成立する技達

 

 

これについて再度整理をしていきます。

 

 

投げ各種

 

投げ技にも本当に多くの種類があります。

鉄拳の基礎知識部分になるのですが一部のコマンド投げは発生が通常より1フレ速く抜けが難しくなります。また投げコンボに関しては始動が完全二択になっているのでキング側が抜けられたとしても掴むだけで期待値高めです。その他のコマンド投げ各種も基本的には掴んでいるだけでキング側がターンを得ているような認識を持った方が良いかと思います。

 

 

以下強い投げ達

 

 

ジャイアントスイング

 

Jステに勝てる族、視認抜けは少し難しい。しゃがパンヒットから繋ぐと視認しにくく有利フレが大きいので回避行動がし難くなる連携となりその他にも同じような状況を作れたりする。

 

キング側の背後に壁があって当たるとダメージが70と空中コンボレベルの減りをするなど強い要素が満載。

 

壁が無くても受け身を失敗するとその場合も70ダメなので受け身を頑張りたい所。私は4つのボタンをズラし押しかつ両手を使って入力する事で成功率を上げてます。

 

 

シャイニングウィザード

 

入力の兼ね合いで走り込んできて投げに行ける技でこれもジャイアントスイングと同じくJステに勝てて投げ抜けし難い高性能技

 

走りモーション視認で抜けを入力する事が多いのだがキング側の技術でこのモーション視認を困難にさせる事も可能

 

余談

 

空中コンボの締めにこの技が使われて起き攻めも付いてくるのだが基本的には後転選択をベースに読み合いを回すのがオススメ、後転には大きなリスクが与えられず下段を当てられても仕切り直しになる。毎回やってると単純に空中コンボダメージに毎回追撃が入るみたいなものなので適宜他の選択肢を混ぜていければと思います。

 

 

 

長くなりそうなので続く