強キャラと呼ばれるキャラたちの考察

格闘ゲームあるあるなんですが

 

強キャラだから強い

 

勝てない

 

 

という言葉を目にすることがあります。

 

当然、多くの人が勝つためにそのゲームをプレイしているわけで

言葉を目にする機会も増えますし、本当に強いキャラがいる場合は

大会シーンでキャラが偏重してしまうことも珍しくありません。

 

 

ただ鉄拳というゲームは非常に複雑なゲーム性を持っているので

強キャラとして頻繁に見かけるキャラとはいえまずそのキャラに対して

十分な対策を取れているプレイヤーは極僅かだと思います。

 

実際、本当に突き抜けると1年前のevoJAPANのような光景にもなるのですが長い歴史でもあのレベルにキャラが偏ったことはあまりありませんでしたね。

 

昔のKOFとかも良ゲーとして長く楽しまれていた98ですら大門が高頻度で鎮座してリメイクしてもクラウザーがいて・・とかでしたな。まあチーム戦なのでその中でも個性は出ていたように思いますが。

 

 

少し話はそれましたがまず書いておきたいことは

 

キャラが強い

 

って簡単に言いすぎないようにする

 

 

というのは大事です。正直、神段位帯のレベルとかでもそのキャラたちに

しっかり対策をしている人はほぼいないような印象です。

 

 

やることやって、調べて努力して相性なども加味しながら努力の先に

お互いの対戦環境があるというのが大前提なんですよね。

 

ある程度は頑張っているという自負もありますがそんな自分ですら

まだ足りていないなという自覚もあります。

 

極端な例で言えば人によってはエディなんて凄く強キャラになるんですよ、

相手側がしっかり対策知らないと本当にしんどいと思います。

 

筆者も久々にファーカムラムを引っ張り出して強さを押し出してましたが

ティーブと遭遇してまあボコボコにされましたw

この理由を一応書いておくと横移動性能が低くしゃがみステータスが

ほぼ存在しないファーカムラム自体がステブ戦でいつもと違った技打ちや

ポイントを絞ったP当て身を要求されるのですが器用系のプレイヤーじゃないと

なかなか即座に対応してそこまで動かすのは難しいですね・・

 

 

そんなあたりを踏まえつつ今現在強キャラとされているキャラ達の性能などを

どの部分が強いかを改めて考察してみようかと思います。

 

 

まずどのキャラを強キャラだと思っているかなんですが

 

デビル仁、ファーカムラム、ジュリア、スティーブ、カズヤ

 

の5キャラが今回は個人的に最上位層なのかなと感じております、

次点でレイヴン、ギース、州光あたりを考えてました。

では順に考察

 

デビル仁

 

火力、崩しにおいて特化した性能。壁コンボの強化によって安定したダメージを常に狙えるのは大きい、軸ずれ問題無しで減らせるのはこのキャラくらいじゃないかな。

 

飛魂蹴、鬼鐘楼、羅刹門派生など強い中段択はあるのだが風神拳を前提としての

強さであり技術介入度は高め。弱点がほぼ無く火力が高いので長期戦では安定した勝利を狙える。

 

 

ファーカムラム

 

パワーキャラ、とにかく火力が高い。自身の横移動性能はかなり低いのだが

相手の回避行動に対して左右横移動それぞれに対応した技の性能が高く、

派生技の対応もファジーや横移動で可能な部分がありつつも受けきるのが非常に困難。

 

 

ジュリア

 

高性能な中段択、運びコンボを主軸に安定した戦いが可能。

下段択もリスクは大きいがダウンを奪えたりカウンターコンボ始動も多く

崩し能力もそれなりに高い。

 

 

ティー

 

とにかく上段、中段技の性能が高く安定した戦いが可能。

下段択もダーティースマッシュの崩し能力に関しては発生の速さと

リターンの大きさで群を抜いている。プレイヤーのスキルが進化して

高難易度なコンボパーツが標準装備になりつつある。

不利は付きにくいのに一部キャラに優位に戦える。

 

カズヤ

 

火力、2択、攻めに特化した性能だが実は確定反撃能力も高い。

2択がループしやすく安定感は他の上位層に比べると若干劣るが

逆転能力が非常に高い。弱点となっていた相手の左横移動に対して

ローリスクミドルリターンな意識をつける新技も追加され1RKも

寝っぱに当たったりするので強化伸びしろも大きい。

 

 

共通項

 

5キャラとも強力な下段択を持っている。

キャラ対策を頑張っても抗えない強さが生じる。

苦手キャラが少ない

火力が高い

選択肢の対に技があることが多い

 

こんな感じでしょうか。

 

 

カムラムなんかは7先企画の時に結構技を調べたりしたんですけど

 

 

いや、これ無理やん

 

ってなる技が複数存在してたのが印象深いです。

結構、既存の連携技とかだとファジーガードなどの組み合わせで

対応できることが多かったり、横移動で効率の良い読み合いを

展開することができるのですがこのキャラはきつかったなーw

 

 

ブライアン使っている時もスティーブ対策を結構な時間考えていたけど

いまだに難しいし、他のキャラ使ってもやはりこのキャラ安定して勝つのは凄く難しいと思いました。

 

 

次点のレイヴンなんかも相当ポイント高いんですけど一部キャラとの相性が

良くない部分があったり、攻めのリスクを踏まえて行動するキャラなので

次点にした感じです。

 

ざっくり余談込みで書いてみたのですが個人的な印象はこんな感じ。

ただシーズンが進むにつれてゲームバランス自体は尖っていない方向に

向かっているように思いますし極端に上位5キャラにキャラが偏らずに

観戦も楽しめているように思います。

 

 

 

まあ直近の大きなイベントで8人の総当たりリーグとなるTOPANGA TEKKEN

T1リーグなんかは

 

ファーカムラム

ティー

州光(カムラム)

ジュリア

レイヴン

 

あたりがメインで出てきそうなメンバーが集ってるように見えますがその点にも注目して楽しもうと思います、したらな