起き攻めについて考える3

少し時間が空きましたが実戦での使い方を具体的に考えてみます。

 

キャラによって無い選択肢も出てきますが通常の2択バランスと同じ考え方が基本になるかと思います。

 

リスクリターンバランスの大小の切り分けを考えてまずは自キャラの最大リターンの選択肢を踏まえ考えていくのが良いかと思います。

 

 

ただ極端な最大リターンだと寝ているところに当たらない技も選択肢に入ってきます。

また寝ているところに当てると不利になってしまう技も存在しますし、リターンの大きい行動は受け身に弱いなどの攻防が発生します。

 

個人的な考えですと

 

基本的に有利な状況を不利、もしくは逆にコンボをされてしまうケースすらありうる。

ただ守備的な選択肢を取った場合には地上での択よりリスクが少なく一方的に攻撃を当てられるケースが多い。

 

ので安定の選択肢、なるべく見てから動く

 

を意識しています。試合が劣勢だったりするとまた変わりますが基本的には少しでも追加ダメージを取れれば御の字だと思います。

 

 

逆に受ける側でも最大リターンさえ取られなければ大丈夫、の気構えでいます。

 

カズヤの左踵と奈落の直接2択を最速受け身だと受けてしまう、

寝ていると魔鐘楼で掘り起こされてループしてしまう。

 

一見ループしているのですが魔鐘楼に関しては見てから打つか、決め打ちで打っているので魔鐘楼を打とうとしている時に受け身をすれば2択が重なりにくくなります。またあえて寝っぱを続ける事で逆に魔鐘楼を打たせにくくすることもできます。

 

途中で相手側がリスクの少ない追撃などに切り替えたタイミングでやり過ごし、

トータルのダメージを強力な直2択を受けずに減らしていくことを狙います。

まあ当然、たまにずっと蹴られ続けることもありますがそこは2択に読み負け続けるよりは被害が少ないですし受け身で読み合いを変化させることもできます。

 

 

逆の例で

 

熊、パンダは体が大きく生ローが基本的には寝っぱ否定になります。

ここにブライアンだとストマックブロー、他キャラだと白露遊舞などで安全に触ることが可能になります。

 

90%生ロー蹴っておけば追加ダメージが見込める

 

当然、大きなリターンの選択肢もありますがここで安定のダメージを積み重ねると

こちらのリスクが無くなり追加ダメージだけを狙いに行けるので結果としてリターンで得をできることもあります。(当然こちら側が沢山起き攻めを仕掛ける必要はありますがw)

 

 

また寝方によって当たる技、当たらない技、横転されると当たりにくくなる技も存在します。しっかりそこを理解して起き攻めを組み立てる必要があります。

 

回りくどくなるのですがそれだけ単純ではないんですよね、

逆に言えば単純な攻防にしない方が良いと思っています。

 

壁位置、相手のコンボ選択(起き攻めがほぼ不可なコンボもある)、体力状況などを考えながら最適解をしっかり考え駆け引きを行うようになるので複雑であり、楽しめる局面です。

 

前の段にも書きましたがこの部分に注目して見るだけでも割と試合が楽しめます。

解答が無い部分の話になるのですがここまでを踏まえて上級者の攻防をその点に特化して見てみることで狙いを考えることが大切かと思います。

 

逆に自身の試合もそこに着目して見てみましょう、

私も日々反省会と勉強です。