knee対ash戦感想

さて、少しずつ腰痛も治ってきました。

色々とあれを書こう、これを書こうと考えていることもあったんですが

直近の試合を見ての感想を。

 

knee様の強さは言わずもがな、

新星ashの鉄拳をちょっと自分なりに分析してみました。

 

一美を見ていて確かに前後移動のスキルも高く、スカもしっかりしつつガード率も高めではあるのですがなかなかハイレベルな戦いの中でスカが起こることも少なくダメージ源はどこにあるのかを見てみました。

 

1、確定反撃能力の高さ

 

飛鳥戦で距離を見極めながら竜車蹴りの確定を3RPと66RPで使い分けをしていました。ギースでは立ち途中LPの性能が異常に高いこともあり一部確定が安くなっていましたが、あまり知らないキャラ相手でも立ちの14にしっかり膝を決めてくるあたり流石でございます。

 

2、技の当て感

 

あまり当て感という言葉はふさわしくないと若干思いつつも該当する言葉が他に無さそうなのでこれで。一美に関しては左アッパーからの展開での正解を引く確率が凄く、特に重ね暁の2発目出し切りを当てる精度がとんでもない。ギースでも同じように3LPRKを使うんですがこっちはコンボだから更にw

 

ハイキックカウンター率も高いのですがいずれも能動的に相手をうまく動かすように技を散らしていて、時には無茶な選択肢もあるのですがそれすら正解に持っていきます。

 

ギースに関しては起き上がりの当身を警戒させて受け身から最速で膝打ってますからね、ほとんど寝っぱを選ばないのも特長的ですね。

 

3、割り切るのが上手い

 

2に通ずる部分なのですが後一発の削り合いなどで敢えての大足などの大胆な選択肢が見受けられますし、カウンターを取りたい選択肢も大きめの不利フレームから大胆にいっています。-9からしゃがパンカウンターは良く見られましたね、派生匂わせているとはいえガンガン決まってました。

 

4、状況判断が速い

 

kneeデビルが攻めのターンでダッシュから何かの技を打とうとする所に前ダッシュ見てからのような感じでしゃがパンが置いてあり奈落は直ガードもありましたがそれで多く潰されていました。その他にも高性能な横移動を使い近距離での安定選択肢に見える鬼八などを避けてスカRPなどの精度も高かったですね。

 

5、疾風拳

 

壁際の低空疾風拳、遠距離の逃げなどなかなか鉄拳の中でこの精度で疾風拳を使うのは難しいのですが抜群の入力精度と状況判断で使い分けていました。低空疾風に関しては火力にもなってましたね

 

ざっと見てこの辺りかなと。

 

ゲージ効率などは皆言ってるので省略w

 

 

初日は一美にはデビルで勝利、ashの時折見せる大胆な選択肢に風神のダメージ効率で勝利していた印象でした。

 

しかしステブ対ギースでは大差がついてしまいました。

不動拳の初段をしゃがんでも浮かせることが困難なスティーブ、

ashの多用する立ち途中LPの潜り性能もあり動きにくくなった所に膝が引っ掛かり効率負けといった感じでしょうか。左アッパーからの展開をクイックフックでお仕置きする流れなのかと思ってましたが3LPRKとしゃがパンがスティーブにはかなり機能してしまいますしね。被せ意識もあったかもしれませんが結果、ギースというキャラが優位に動いていた印象です。まあashの強さの部分が押し出る形になったのかなと。

 

これを受けての第三戦がデビル対ギースになりました。

 

デビルいけるの?

 

と正直思った部分もありましたが結果としてLPから連携した不動拳や咄嗟の弱邪影拳

をしっかりしゃがんで浮かせながら相手の-フレームからの当身を一瞬遅らせ飛魂蹴で無力化したり、不動派生を嫌がったashが6LPで止めた時にもしっかり風神を返したり膝パンMAX発動無しにもしっかり風神を決めていく膝さん。デビルだと70以上減らせる局面ですがステブはここで40前後のリターンになりますからね。

 

ash側も風神をしゃがんで浮かせる、ファジー気味の奈落ガードや横移動性能を駆使しての択拒否などを進めていましたがリードを奪われた際にギースの弱点が初めて見えてきたように思います。

 

ギースって有利を取って継続して攻める下段と言えるのが横移動LKくらいなんですよね、他の下段は削りとしては有効なのですがまとまったダメージを奪いにくい性質を持っています。直接の中段択も毎回膝を確認しながら打つのも派生の当身ケアと1発止めでマイナス9を背負うこともあり山ステして技を出さないという選択肢を崩す手段が乏しいのです。有利フレームを作るのにもゲージが必要で火力と有利な状況での継続した攻めの両立は理論上は難しいです。

 

実際、このレベルで皆守れるかって言うと難しいんですけどねw

膝さんが技を出していない中でもしっかり制空権を見極めプレッシャーをかけ続けてこの構図が生まれてしまいました。ash側がやれることがあったとすれば大足MAX発動での有利を作り近距離に詰めていくくらいなのかなと感じてしまいます、多分大足MAX発動大足雷光くらいやらないときついと思いますが・・

 

その他でも2LK派生にも毎回丁寧にしゃがみ捌きを仕込んだり細かいしゃがみ立ちを繰り返し続けたkneeがしっかり対応しきったという印象でしょうか。

 

チクリンさんと次回やる膝さんも楽しみになるギース対策の仕上がりでしたね。

 

 

 

個人的な見解ですがこんな感じでしょうか、

とりあえず良いものを見れました。2人に最大級の賛辞を、そしてマッチメイクに携わった多くの方々にも感謝を