負けている時に見るメモ解説3

 

3、とりあえず自分のターンになった時にLPなどを押していませんか?

 

上級者の攻防などで有利を取って敢えてLPを1発だけ返すことは少なくありません。

+3フレームくらいなら相手の暴れを潰しつつ空振りしてもリスクの低い選択肢となり、細かい部分をお話すると有利フレームからのLPは相手の左横移動に強めだったりするのでそういった行動へリスクを与えることもできます。+5フレーム以上の有利な状況でのジャブの意味合いはこういった部分かなと私は考えています、真実はその人にしかわかりませんw

 

これはLPなどと書いていますがその他の技ではガードされて-1の左アッパーなども同じ位置づけになるかと思います。

 

上の内容を見れば確かに良い選択肢にも見えますがこの攻防の前提条件として卓越したBDテクニックや横移動で相手の打ち返しなどを浮かせることができる人たちがそのリスクを抑えるために使っている選択肢です。

 

逆にそれができない人がこれをするとどうなるか

 

1、2択をかける機会を失う

 

この状況のLP打ち返しは多くの場合ガードされます。

そしてほとんどの状況でプラスフレームを減らしてしまうことになります。

 

例えば

 

ポールの右アッパーをガードする

 

この状況で手癖のようにLPを一発返しチョッピングエルボーを打つ

 

という行動をすると

 

LPがガードされている状況だと相手のLPガード後の右アッパーにチョッピングエルボーは負けてしまいこちらが浮かされる

 

直接チョッピングエルボーを打てば相手の暴れ右アッパーにカウンターを取り浮かせることができる

 

LPから展開するメリットがかなり少ないです。

仮にLPがヒットしていたとしてもフレームは同じ+8フレームです。

 

以前にも書いたようにこのゲームの技は基本的には発生の遅い技の方が優秀なことが多いです。発生の遅い技を多く打てるようにするためには+フレームを有効に活用することが第一歩となります。

 

ここの大きなプラスをもらった時の選択肢にブライアン使いの年季は現れるかなと思っています。技によって距離は違いますがこの状況ではこの展開で攻めるといった部分は考えて準備する価値があります。

 

フレームがおぼえきれない場合でも感覚でこの部分は鍛錬する価値はあると思います。