こんな表題で少し書いてみようと思います。
格闘ゲームにおいて基本的にカウンターヒットには恩恵があります。
鉄拳だと普段はコンボ始動技がコンボ始動技になったり有利が大きくなったりメリットが大きいので可能であれば技をなるべくカウンターヒットさせたいところです。
ではカウンターヒットさせるにはどうすれば良いかという部分を考えると凄く簡単な方法になるのが
フレームで割り込めない連携を組む
です。例えば12フレームで発生する技でカウンターヒットを狙いたい場合はシンプルにプラス3フレーム以上有利になった際にその技を打てば相手がボタンを押していた場合にはパワークラッシュやレイジアーツなどの例外を除けばカウンターヒットします。
まあこればわかりやすい部分。
当然、相手側の協力が必要なのでこれだけでカウンターを取り続けるのは困難ですね。
ではどのような方法があるか
1,埋める
あまり鉄拳では聞かない言葉ですが実例としては
相手が技を空振りする→スカ確定は間に合わないけど有利な状況
こんな時にカウンターリターンの大きい技を打つと非常に効率的です。
下段なども打てるポイントなのですがリーチが長いけど発生は少し遅めのカウンターリターンの大きい技などを打つとこういった技の弱点である発生の速い技に負けるケースが減ったりほぼスカる事もないので効率の良い選択肢になります。
ブライアンやカムラムのWKみたいな技で有効ですね。
極端にスカ硬直の短い技に狙うと逆に釣られたりもしますので一応注意です。
逆に言えばこういった状況でのフォロー暴れはこういったリスクを伴いますよという話でもあります、リターンの大きい飛鳥なんかは逆にここでの逆択が強かったりもしますね。
2,暴れる
実戦ではここが一番多いような気がします。不利フレームからの攻防の選択肢で上に書いたような割れない連携も多数あるのですがその行動は基本的に横移動で避けられたりリターンの大きくない2択だったりするので攻防が煮詰まるともう少しフレームを使っての2択などを相手側は選びがちです。その段階で有効なのがリターンの大きい暴れですね、主にはハイキックなどが有効な技となります。
上にある前提条件があってこそ生きる選択肢なので簡単なようで一番難しい選択肢なのかもしれません。コツとしてはどうせやるなら太くいく、だと思います。
しゃがパンなどでの暴れは打率は高くなりがちですがリターンが少ないのにリスクはしっかりあるので非効率的ですね。
ブライアンなんかでもたしかにWKカウンターは強いのですがこういった状況で狙うのにはあまり適していません。LPRPLP、RK、RK派生出しなどを状況次第でうまく使い分けるのが勝率アップへの道になるかなと思います。
3,差し込む
難しいのですが相手の連携技のつなぎ目にカウンター狙いというのも3Dゲームである鉄拳では可能です。一番多く見るこの事例としては
微不利からの横移動〇〇
という属にいう入れ込みってやつですね。最初の横移動部分で技をかわすことで自然にスカ確やカウンターになるのを狙えたりします。じゃあ入れ込みっていうジャンルで良くないかなってなりがちですが発展すると前後移動での攻防でもこの状況があるのでこの表記にしました。
BD○○のようなワンセット連携でも使えますし、中距離の攻防でも相手の使う技を見極めて初段が空振りするような距離で刺すように狙うこともできます。上の埋める系の発展なのかな。予測が入るのとタイミングもシビアなのでなかなか難しいですね。
4,セットプレイを構築する
一番簡単な方法ですね。1の埋めるに弱いんですが硬直の短めの技を空振りしてカウンター狙いの技を打つ、また派生技の2発目を意識させて1発目で止めて最速で打つというような感じです。暴れの要素も混ざるような感じになりますね。
強い行動なんですが弱点があるので注意するのと成功した時に相手の何の行動を潰していたかを見極める事で今後の成功体験に繋がります。
5,置き
シンプルにして高難易度なこの行動、ただ置くだけでもある程度の効果はありますがいか精度を上げるには総合的な攻防レベルの向上が求められます。
イメージ的には
追い払う
って感じで技を打つ感じですね、発生の速い技がここも適しているので10フレカウンター技各種やハイキックなどがオススメです。なるべく予測では無く相手の前進認識で打てるとより精度が上がると思います。
まとめ
まあ簡単ではない表題なんです。色々な攻防の仕組み、フレームを理解した上でさらに相手の行動の誘導をさせることでやっと狙ってのカウンターに辿り着けるように思います。基本的には
カウンターヒットしてくらたらラッキー
というような暴れ潰し気味の行動が基本です。
ただこれをやりすぎると相手の暴れが減るのでなかなか難しい所なんですけど・・
理想で言えば凄く大変な作業なんですがyoutubeなどの低速再生機能を利用してカウンターヒットが起こっている場面で双方の行動を確認し続けるっていう究極の練習方法があります。頑張りたい人は是非・・w
ではこんな感じで!