ある日の神童

TWTが始まりました、オンラインで有志の方々が大会を主催して

今後もDojo形式でどんどん大会が開かれるのでしょうか。

 

シンプルに観戦も楽しめそうですし指治ったら私も

出れるやつには出て楽しんでいきたいですね。

 

多分、smash.ggでトナメ作ると組み合わせに忖度が生まれるけど

トナメルだとガチランダムにもできそうだしそのあたりも

主催の人が色を出せる楽しそうなものになるのかな。

 

 

さてそんな中で相変わらず弦君つえーってなるわけですが

ちょっと試合を見ていく中で

 

ファーカムラムを使っている時に

 

2RKヒット(マイナス5フレ)~WK

 

という連携を組んでいてチクリンさんがWKにカウンターヒットを

させられるという場面がありました。

 

 

フレーム的には23フレで相打ち、それより速い技を打ち返していれば

逆にファーカムラム側がカウンターヒットするので数字で考えると

行動の期待値はそれほど高くなく嚙み合った感も出てくるのですが

実際にはこうなった理由が他の部分にあるのかなと思うので書いてみます。

 

 

そもそも私も大会で当たって対戦したことがあるのですが

弦カムラムの圧力が本当にえげつないです、最速のフレーム攻めに加え

高精度のスカし確定、機動力の低いカムラムでもコマテクで

ぬるい技打ちをしてしまうと技が当たらなくなる・・

 

まあ要するに全部のステータスがめっちゃ高い感じですねw

 

 

この場面はそこまでの技打ちや相手の傾向などを考えると

なかなか最速で技を打ち返すのは難しい局面に感じました。

速い技だとリターン的に逆択を受けてしまうような部分もあるし

要所でハイキックカウンターも多く取ったりスカ精度も高いので

最速打ち返しは難しい、とはいえ有利なので時間を使って

横移動やステップインを噛ませて攻め込むのが良いのかなって

いう判断になるケースが多いのかなと思います。

 

当然、そのステップインや横移動にはフレームを使ってしまうのですが

ハイキックのケアができればそこまで痛いのをもらわないようにも

思ったのですが結果としては上記の内容でこの安定かと思われた選択肢に

最大リターンを取っていました。

 

頭ではわかっているのですが安定した勝利を目指すためには

なかなか取りにくい選択肢なのかなと思います。

 

ただ基礎力が高く心理的なプレッシャーを与えていくことで

今回はこの選択肢が通ったのかなと思います。

 

この場面に限らず押引きのバランス調整って凄く難しいですし

理屈ではわかっていてもリスクを考えて安定を選びがちなのですが

各種行動の水準を上げつつ自分を強く持つことで

こういった選択肢が活きてくるのかなと思ったのであります。

 

 

おまけ

 

じゃあリロイはそこで何をしたら良かったかな?って考えると

実は結構この場面の選択肢は難しいんですよね。

結果として最大リターンは4WP、とはいえ相手が何もしなかったら

逆に浮かされてしまいますし基本的には少な目になる暴れへの

ケアを考えるのはなかなか難しい。

 

下段も1RKカウンターはリターンが取れるのですが直択としては

非常に脆弱な技でもあります。

 

当ててダメージ13,マイナス3フレ

 

ガードされるとカムラムだと立ち途中LPRPで32減らされます

 

 

中段もリターンが取れるのは66RPRPを打ってしまうくらいかな・・

 

 

やはり自分もこのWKカウンターヒットしてたなーって

思わず動画を巻き戻して見てしまった瞬間の考察記事でした。